神戸・山口蛍主将 川崎戦「エリソンら中心」と警戒 吉田監督も「スタートダッシュに大事な試合」
J1神戸の吉田孝行監督(46)と主将のMF山口蛍(33)が16日、天皇杯覇者の川崎と対戦する「富士フイルム・スーパーカップ2024」(17日・国立競技場)オンライン会見に出席し、今年初タイトル獲得への意気込みを語った。
山口は川崎について「選手が多く入れ替わり、前線からプレッシャーをかける迫力がある。新加入した(FW)エリソンや家長、山内選手らが中心になってくる」と警戒。それでも「昨シーズンのベースは今年も変わらないし、自分たちは今年さらに層が厚くなった」と自信をもって臨む。
吉田監督も「24年のスタートダッシュのために大事な試合。川崎は実力があるチームだが、勝つことで自分たちの自信になる」と必勝を誓った。チームは7日に米MLS・マイアミと対戦したが、日本代表GK前川黛也(29)はアジア杯直後ということもあり帯同しなかった。現在は時差の影響や疲労も克服した模様で「万全の状況」と出場の可能性を示唆した。「ゴールを守る役割ではあるが、攻撃は彼の所から始まる。相手のシステムの弱点などを見極められる」と正GKとして期待をかけた。マイアミ戦を欠場したFW武藤嘉紀(31)のコンディションについては「コメントを控えたい」とした。