川崎・際 あるぞ移籍後初スタメン プロとして母国・日本で初の公式戦「いろんな方が見に来てくださる」

 昨季J1を制した神戸と天皇杯で優勝した川崎が対戦する「富士フイルム・スーパーカップ2024」(17日・国立競技場)の前日会見が16日、オンラインで行われた。

 オランダ1部NECから新加入の川崎のDFファンウェルメスケルケン際(29)は、前日会見でチームの今季初タイトル獲得へ意欲を見せた。

 高校卒業後にオランダへ渡った際。プロとして母国・日本で初の公式戦となる神戸戦へ「いろんな方が見に来てくださるので、自分がどういった選手か分かってもらえるようなプレーができれば」と意気込みを語った。

 13日に行われたアウェーでのACL・山東(中国)戦では後半45分から途中出場。川崎でのデビュー戦は短い時間でのプレーとなったが、中3日での試合に鬼木監督は山東戦からのメンバー入れ替えを「今回は大幅に考えている」と話し、SBとして移籍後初のスタメン出場が濃厚だ。

 ドイツなども候補に挙がりながら「自分をもう1段階上の選手に引き上げてもらえるチームだと思えた」と川崎移籍を選択。そして「タイトルを取らなければいけないチーム。そのチャンスが目の前にあるので絶対に取りたい気持ち」と際。まずは最初のタイトルを手にし、今後の戦いへ勢いをつける。

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