伊東純也選手側が女性ら提訴 虚偽告訴と確信 性加害行為は一切ないと強調
サッカー・フランス1部リーグのスタッド・ランス所属の伊東純也選手(30)から同意なく性行為をされたとして女性2人が刑事告訴したことを巡り、伊東選手の代理人弁護士は19日、性加害はなかったとして、女性らに計約2億円の損害賠償を求めて大阪地裁に提訴した。代理人弁護士は報道陣に「事実に基づかない虚偽告訴と確信している」と話した。
伊東選手側は訴状で、性加害行為は一切ないと強調。「名誉や信用を毀損(きそん)させることは明らかだ」として、スポンサー契約を打ち切られたことなどに伴う損害賠償を求めた。
また、女性側の代理人弁護士は同日、今後の法的手続きで女性らが「受けた被害が真実であることを明らかにしていく」とのコメントを出した。女性側の代理人弁護士は伊東選手側の提訴などについて、「本件の本質である捜査や刑事訴追の手続きに不当な影響を与える」と批判した。