元西ドイツ代表、ブレーメ氏死去 90年W杯決勝でPK決める

 サッカーの元西ドイツ代表DFで、1990年のワールドカップ(W杯)イタリア大会の優勝に貢献したアンドレアス・ブレーメ氏が20日までに死去した。63歳だった。同氏のパートナーがDPA通信に、心不全で急死したと明らかにした。

 現役時代のブレーメ氏はプレースキックの名手として活躍。イタリア大会決勝ではスター選手のディエゴ・マラドーナを擁するアルゼンチンと対戦し、後半40分に決勝点となるPKを決めた。

 クラブではイタリアの強豪インテル・ミラノやドイツのバイエルン・ミュンヘンなどに所属し、リーグ優勝も経験した。(AP=共同)

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