ACL16強で敗退の甲府・関口主将「もっとやりたかったのが正直」 J2のクラブとして初の決勝T

 「ACL・決勝トーナメント1回戦、甲府1-2蔚山」(21日、国立競技場)

 第2戦が行われ、J2の甲府はホームで蔚山(韓国)に1-2で敗れた。15日にアウェーでの第1戦を0-3で敗れ、2戦合計1-5となり、ACL16強で敗退となった。J2のクラブとして初めて、ACLの決勝トーナメントを戦ったDF関口正大主将は「もっとやりたかったのが正直」と名残惜しそうに振り返った。

 22年の天皇杯で優勝を果たし、つかんだACL出場権。1万人以上のサポーターがかけつけた国立競技場で、約2年間の戦いが終わりを告げた。関口は少しさびしさを感じさせる雰囲気で感想を語った。

 「ラウンド16までこられた。初めてこの景色を見て非常によかったので、これで終わっちゃったのかって感覚。でも勝ち負けの世界なので、自分たちの弱さをもう1回山梨に持って帰ってやっていきたい」。

 天皇杯で優勝したメンバーは半分ほど入れ替わった。その中でも新加入の選手とコミュニケーションを取りながら勝ち進んできた。「自分自身は天皇杯のピッチに建てた1人だったのでより責任を持って戦おうと思っていた」と主将としてチームを引っ張った。

 ハイレベルな戦いは、全てが新鮮だった。「本気でJ1に上がるためには、この経験は無駄にしてはいけない」。悔しさをバネに、目標とするJ1昇格に向けて突き進む。

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