試合結果も31年前の再来に!横浜Mが東京Vを2-1撃破 試合終了間際に鮮やか逆転勝ち 93年J開幕戦と同カードの国立決戦

 「明治安田J1、東京V1-2横浜M」(25日、国立競技場)

 31年前のJリーグ開幕戦と同カードとなった一戦は、横浜Mが31年前と同じく逆転勝利を収めた。

 16年ぶりにJ1昇格を果たした東京Vは、前半8分にペナルティーエリア手前からのMF山田颯が左足でFKを直接たたき込み先制。その後も再三、横浜Mゴールに迫るなど、優勢に試合を進める。

 だが、後半43分に相手のハンドで得たPKをFWアンデルソンロペスが決めて同点とすると、後半ロスタイムにDF松原がエリア内右から左足でのシュートを決めて逆転に成功した。

 Jリーグ開幕の93年生まれの松原が決勝弾という劇的な展開。松原は「興奮しすぎていて、あまり覚えていない」とした上で「クロスを上げるよりは打って終わった方がいいと。ふかさないように、枠に行けば何か起こるんじゃないかと狙ったゴール」と振り返った。

 キューウェル監督は「先日(21日のACLバンコク戦)、120分をプレーした中でコンディションの部分も難しかった中、最後の最後まで諦めない、本当に素晴らしい彼らの姿勢に感銘を受ける」と選手を称賛した。

 93年5月15日のJリーグ開幕戦も、横浜Mが逆転で2-1のスコアでV川崎(当時)を破っている。

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