INAC神戸 親会社が大栄環境株式会社に100%譲渡
女子サッカー・WEリーグのINAC神戸が26日、神戸市内で会見を行い、親会社のアスコグループ株式会社(神戸市)から大栄環境株式会社(神戸市)に株式が100%譲渡され、連結子会社とする譲渡契約が締結されたと発表した。
アスコグループ・文弘宣会長は「20年はクラブをつぶさないと決意していた。クラブを維持する中で気力、体力、財力が必要になってくる。それが今だと。取引銀行と話す中で、大栄環境グループを紹介いただいた」と説明。「信頼できる人だし、継承して発展していただけると感じた。この人しかいないと思ったので今回INACを譲渡したい。21日に承認を得たので選手と社長に承認いただいた」と譲渡に至った経緯を説明した。
大栄環境株式会社・金子文雄社長は「これまで伊賀FCをスポンサーとしてサポートしてきた。INACさんは六甲アイランドで地域密着で活動されている。迎えるにあたり認知度も上がると決断した」と話した。
INACは今年の皇后杯で優勝。WEリーグでも首位を走っている。