Ｊ１Ｃ大阪のＭＦ香川真司（３４）とＤＦ毎熊晟矢（２６）らが２７日、大阪市役所で横山英幸大阪市長（４２）を表敬訪問し、創立３０周年の節目を優勝で飾ることを約束した。

　香川は「去年はプロ野球で阪神とオリックスの優勝で盛り上がった。Ｃ大阪も優勝して大阪市を盛り上げたい」とあいさつ。「日本では野球とサッカーが人気があるし、いい刺激をもらう。ニュース番組は野球の話題が多いが、サッカーとの歴史の差もあると思う」と話し「自分たちは歴史を積み上げなければならない中で、今年は大事な年。３０周年に見合う結果を出せば注目される」と優勝で人気向上につなげる決意を示した。Ｃ大阪の宮島武志副社長（４８）は「ぜひ御堂筋パレードを。別の場所でもいいので、お願いします」と市長におねだりした。

　毎熊も「去年から代表に選ばれて、いろんな経験ができている。国内組の代表選手が少ない中で、僕が選ばれ続ければセレッソという名を表に出すことにつながる」と活躍を誓った。（中野裕美子）