北朝鮮・ユイル監督「ホームでやるよう」熱烈歓迎に笑顔 アウェー側ゴール裏チケットすでに完売
「女子パリ五輪アジア最終予選、日本代表-北朝鮮代表」(28日、国立競技場)
女子サッカー北朝鮮代表のリ・ユイル監督は27日、アウェーでの第2戦を前に「ホームでやるような温かい気持ちになっている」と心境を明かした。
アウェー側ゴール裏のチケット3000枚は既に完売。25日の夜に羽田空港へ到着した際は、200人あまりのサポーターに出迎えられた。代表メンバーに若手が多く、初の来日に不安があったというが「熱烈に歓迎してくれて本当にうれしかった」と早速、応援が力になることを実感している。
第1戦は0-0の引き分けに終わり、パリ五輪出場には勝つしかない状況。「明日の重要性に関しては、これ以上いうことがない」と力強く語った。日本対策としては「素晴らしい能力がある」とMF長谷川を警戒している。
日本との試合に向けて、中国の温暖な地域で25日間の合宿を行ってきたといい、チームの完成度にも自信を見せた。「国の名誉のためにもパリ五輪に出場して、自分たちの能力を発揮したい。応援のためにも明日はベストを尽くして勝つ」と指揮官。大声援を背に、アジアの難敵が日本に立ちふさがる。