なでしこJ 国立アウェー危機回避?決戦当日に応援席のチケット数で北朝鮮側を逆転 前日までホームで劣勢 選手ら呼びかけで盛り返す

 サッカー日本女子代表「なでしこジャパン」は28日、パリ五輪出場権をかけた北朝鮮戦(28日・国立)に臨む。

 日本サッカー協会の公式Xでは、同日11時時点でのゴール裏チケット販売済み枚数はホームゴール裏応援席が3082枚、アウェイゴール裏応援席が3000枚。前日までホームの日本が劣勢という異例の事態だったが、試合当日に逆転した。

 最終予選はホーム&アウェーの2戦合計得点で上回った方が五輪出場権を得る。24日のアウェーでの第1戦はスコアレスドローだった。

 28日の最終決戦のチケット販売状況は、27日17時時点で1万6000枚。同13時時点のゴール裏席の販売済み枚数は、アウェー側が3000枚に対して、日本のホーム側は1961枚と劣勢だった。

 前日の会見では、MF長谷川唯(マンチェスターC)がサポーターに観戦を呼びかけ。「やっぱり、この大きな舞台でやらせてもらっているということで、ほんとにたくさんの人に見てもらいたいですし、Jリーグでヴェルディがほんとにたくさんの観客を集めてやっていたので、ああいう場でできたらいいなっていう風に自分も思ってるので、すごいギリギリにはなっちゃいますけど、ほんとに皆さん来てほしいなと」と切実な思いを訴えた。

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