サッカーのイングランド・プレミアリーグ、ブライトンの日本代表ＭＦ三笘薫（２６）＝（ゲッティ＝共同）＝が腰の負傷で長期離脱し、今季中の復帰が困難となった。２７日にデゼルビ監督が「大きな問題で２～３カ月はかかると思う」と明かした。三笘はインスタグラムに「今季はけがが続いて悔しい気持ちが強いですが、必ず強くなって戻ってきます」と投稿。日本代表が臨む３月のワールドカップ（Ｗ杯）アジア２次予選２試合も、欠場する見込みとなった。

　１８日のシェフィールド・ユナイテッド戦で途中交代した三笘は「もともと（腰に）痛みを持っていて、それが出てきた」と話していた。今季リーグ戦１９試合３得点で、不完全燃焼のままシーズンを終える可能性が高い。

　昨季ブレークし、期待を背負った２季目は好発進した。昨年８月のウルバーハンプトン戦での鮮やかなドリブルからの得点はリーグの月間最優秀ゴールに選ばれ、９月までに３得点３アシスト。だが、フル出場が続いて疲労の色が濃くなると本来の切れ味を失った。１２月に左足首を痛め、日本代表として参加した今年１月のアジア・カップは２試合の途中出場にとどまった。