サッカー北朝鮮監督、国名で反発 韓国メディアの質問拒否
サッカー女子のパリ五輪アジア最終予選で日本代表「なでしこジャパン」に敗れた北朝鮮代表のリ・ユイル監督が、記者会見で「北韓」という韓国内での北朝鮮の呼称を用いた韓国メディアに反発する一幕があった。試合後の会見では韓国メディアの質問を拒否した。監督ら代表一行は29日午後、羽田空港を出発し帰国の途に就いた。
「われわれは朝鮮民主主義人民共和国のチームだ。国号を正確に言ってもらえなければ質問は受け付けない」。監督は試合前日の27日の記者会見で、韓国の放送局の質問をさえぎって「北韓」という言葉を使ったことに抗議した。(共同)