J1復帰の磐田が5-4で川崎を粉砕 FWジャーメイン良が4ゴール チームでは中山、高原以来、3人目

 後半、勝ち越しのPKを決め手を広げる磐田のジャーメイン(撮影・持木克友)
 後半、勝ち越しのPKを決める磐田のジャーメイン(撮影・持木克友)
 後半、自身4点目、チーム5点目となるPKを決めた磐田・ジャーメイン(11)
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 「明治安田J1、川崎4-5磐田」(1日、Uvanceとどろきスタジアム)

 今季J1に復帰した磐田が、川崎を相手に番狂わせを演じた。前半6分にDF植村洋斗が先制ゴールを決めると、同18、29分にFWジャーメイン良が得点して3-0とリードを広げた。

 前半を3-1で折り返すと、後半は防戦一方で3-3の同点に。それでも後半35分に、スルーパスに抜けだしたジャーメインが相手GKに倒されて得たPKを自ら決めてハットトリックを達成。4-3と勝ち越した。

 直後に相手にPKを与え4-4の同点とされたが、後半ロスタイムに再びジャーメインが相手DFのハンドで得たPKを決めて5-4。壮絶な打ち合いを制した。

 4得点のジャーメインは「なかなかないこと。ゴール前でボールが自分のところに転がってきたのでラッキー。みんなが90分間守ってくれた」と仲間に感謝。「一人一人が勇敢に戦って勝ち点を取ることを考えていた。アウェーで強豪相手に勝ち点3は自信になる」と胸を張った。

 磐田で1試合4得点以上は中山雅史(5得点が1度、4得点が2度)と高原直泰以来、3人目。

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