川崎・鬼木監督「課題はいっぱいある」5失点負け 4得点も「OKとしたら一番いけないタイミング」
「明治安田J1、川崎4-5磐田」(1日、Uvanceとどろきスタジアム)
今季J1に復帰した磐田がFWジャーメイン良(28)の4得点などで川崎に5-4で競り勝ち、今シーズン初勝利を挙げた。川崎とともに1勝1敗となった。横浜Mは福岡に0-1で敗れ1勝1敗。福岡は1勝1分けで勝ち点4。
痛恨の5失点を喫し、またも今季のホーム初勝利に届かず。鬼木監督も「これだけ失点すれば勝つのは難しい。課題はいっぱいあるが、しっかり受け止めて次に進んで行きたい」と振り返った。
今季J1復帰の磐田相手に、前半30分までに3点を失う予想外の展開。だが、高い攻撃力を誇る川崎だ。前半36分のエリソンのゴールを皮切りに3点を奪い同点に。後半35分に勝ち越されるが、その5分後に再び追いつくなど粘りも見せた。
それでも2月20日のACL・山東戦(等々力)に続き、後半ロスタイムに決勝点を失い悪夢の敗戦。平日の夜に2万316人が集まった中で「こういう試合をしてしまって申し訳ない」と鬼木監督。攻撃陣が4得点も「点を取れたことは良いことだが、それでOKとしてしまったら一番いけないタイミング」と最後まで厳しい表情で話していた。