FC東京新加入のMF荒木「こんなにうまくいくと思っていなかった」開幕戦に続き2試合連発で早くも今季3点目 ホーム開幕戦は広島とドロー

 後半、同点ゴールを決めるFC東京・荒木遼太郎(撮影・佐々木彰尚)
 後半、同点ゴールを決めて喜ぶFC東京・荒木遼太郎(撮影・佐々木彰尚)
 前半、攻め込むFC東京・ディエゴオリベイラ(撮影・佐々木彰尚)
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 「明治安田J1、FC東京1-1広島」(2日、味の素スタジアム)

 FC東京は3万2274人が集まったホーム開幕戦を勝利で飾れず。広島と1-1で引き分けた。MF荒木は2得点の開幕戦に続いて2試合連続ゴール。今季、鹿島から移籍してきた22歳は「こんなにうまくいくと思っていなかった」と充実した表情で話した。

 前半はスコアレスで折り返し。両チームとも集中した守備で決定機を多く作らせなかった。

 試合が動いたのは後半24分。FW大橋にPKを決められ、先制を許した。大橋も開幕戦の2ゴールに続き、2試合連続得点となった。

 直後の同26分、DF長友のクロスを受け取った荒木が同点ゴール。角度のない難しい位置だったが「とりあえず枠に入れれば入るかなと」と右足を振り抜いた。

 すぐさま荒木はゴール裏のサポーターに向けてエレガントな「お辞儀ポーズ」を披露。「ホームでやろうって考えていました。(意味は)よろしくおねがいしますって」とあいさつ代わりの一発でサポーターの心をガッチリつかんだ。

 試合はそのまま終わり、開幕戦に引き続きドロー。勝ち点は2となった。「早く勝利してサポーターのみなさんと喜び合えたら」と荒木。次節もゴールを貪欲に狙っていく。

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