J1神戸 開幕戦勝利の立役者が負傷交代 昨年の斉藤未月に続き柏戦での大怪我に三木谷会長が憤り「しかも両方ともカードなし。なぜサッカー先進国でない米国から審判を呼ぶ必要が…」
「明治安田J1、神戸0-1柏」(2日、ノエビアスタジアム神戸)
連覇を目指すJ1神戸はホーム開幕戦を飾れなかった。吉田孝行監督(46)が体調不良によりベンチを外れ、菅原智コーチ(47)が代行指揮を執ったが、0-0の後半38分にボールを奪われてカウンターから相手FW木下にゴールを決められた。また、この試合では2月24日の開幕・磐田戦で得点を挙げた2選手の負傷交代が大きく響いた。特に前半32分のMF汰木康也は相手選手との競り合いの中で、相手の膝を腹部に受けて負傷交代。試合後病院へ向かった。
柏戦では昨年8月もMF斉藤未月がタックルを受けて負傷。全治1年の重傷だった。試合後、神戸の三木谷浩史会長は自身のXを更新。「同じチーム相手に二人目の大怪我。しかも両方ともカードなし」と怒りをにじませ「なんで新しいリーグかつサッカー先進国でもないアメリカのMLSから審判を呼ぶ必要があったのか。JリーグもJFAも真面目に考えてほしいと思う」と、訴えた。
同試合は主審のエルファス・イスマイル氏らJFAの「審判員交流研修プログラム」で招へいした米国の審判が担当していた。