東京V・染野「時間を稼いだり」「ずる賢く終わらせないと」2試合連続で試合終了間際に追いつかれたチームに本音
J1・東京VのFW染野唯月(22)が今季初勝利に向けて、率直な思いを語った。
チームは第2節を終えて、1分け1敗。2戦とも1-0とリードしながら、試合終了間際にPKを献上し追いつかれた。勝ちきれないチームに対して染野は「言い方が悪いし、これをいうといろんな意見あると思うんですけど」と前置きしながら、こう続けた。
「時間を稼いだりとか、時間をうまく使うところが一番大事なのかなって思いますね。それはいろんな試合の要素、展開によって変わってくることがありますけど、そういったところが大事」。
鹿島から2度目の期限付き移籍で東京Vに加入した染野だからこそ、感じるものがあるという。「試合の終え方っていうところが、やっぱり正直いっちゃうとヴェルディはまだまだなのかなと思います。鹿島はそういうところがうまい。試合の最後をどう終わらせるか。ずる賢く終わらせないといけないのかなと個人的に思います」と話した。
ただ、2試合とも先制後、追加点が取れていないのも事実で「攻撃陣は僕も含めて複数点取れば、余裕持った展開で進められるので、そこは意識したい」と今季初得点に意欲を示した。
次節はアウェーでC大阪戦(9日、ヨドコウ)。「セレッソも2試合とも勝ってない状態なので、勝ちに全力を尽くしてくると思う。自分たちは圧倒されないように、自分たちが圧倒して勝てるようにしたい」と、三度目の正直で次こそ勝利をつかむ。