バルセロナがナイキとの契約破棄か プーマ社が好条件提示で会談へ
サッカースペイン1部リーグのバルセロナがスポーツメーカー・ナイキ社とのユニホーム契約を打ち切り、新たな装いでスタートする可能性があるという。バルセロナを拠点に展開するスポーツ紙、エル・ムンド・デポルティボなど複数メディアが伝えている。
報道によると、クラブは米国発祥の世界的なスポーツメーカーと今後について話し合いを持ったが必ずしも満足できない内容で、1998年から続く関係に終止符を打つ準備があるという。
これは別の選択肢があるためで、ドイツ発祥のスポーツメーカー・プーマ社が現在契約を上回る約2億ユーロ(約323億5000万円、※約137億5000円の出来高払い分を含む)を提示しているという。両者は今日8日バルセロナ市内で会談することになっている。
問題はバルセロナとナイキ社は少なくとも2026年、延長する場合2028年までの契約を結んでいることで、バルセロナが一方的に契約を打ち切る場合には違約金が発生するとみられる。
来季ユニホームはすでに承認済みのナイキ社のものに決まっているため、スポンサーが変わるとすれば2025/26シーズンから。現在のところ①ナイキ社で継続、②プーマ社に変更のほか、第3の選択肢として、デンマークのスポーツメーカー・ヒュンメル社との協力を得てクラブ独自ブランドでのユニ製作・販売の目もあるとしている。