出場停止から復帰の横浜M松原、川崎粉砕の山東を警戒もクラブ初4強へ「マリノスのサッカーをして勝てれば必ず上にいける」
J1横浜Mは12日、ACLの準々決勝第2戦・山東戦(13日・日産)へ向け、横須賀市内で前日練習を一部公開した。ACL2試合出場停止から復帰するDF松原健(31)はチームの勝利に貢献し、“みそぎ”の4強進出を果たす強い思いを語った。
松原はラウンド16のバンコク戦、第1戦で終了間際の危険なプレーでレッドカードとなり、ACLで2試合出場停止の処分を受けていた。「みんなに迷惑をかけてしまった。チャンスをもらえるからには責任を持ってプレーしないといけない」と4強を懸けた決戦への意気込みを語った。
アウェーでの第1戦は横浜Mが1点差で勝利。ただ、相手の山東(中国)はベスト16の戦いで、同じ状況ながら川崎を第2戦(U等々力)で逆転で下して8強に駒を進めただけに油断はできない。「川崎もホームでやられてしまった部分はある。もしかしたらフォーメーションを変えてくるんじゃないかなという可能性は少なからずあると思う」と警戒した。
その上で「アタッキングフットボールを掲げているので、まず先制点、追加点と、それを今回も見せられれば」と攻撃的な姿勢で勝利をつかむ考えだ。クラブ史上初のACL4強へ「まだ見たことがない景色を、みんなで見たいという気持ちは変わらない。しっかりマリノスのサッカーをして勝てれば必ず上にいける」と話した。