なでしこJ、池田監督 パリ五輪の目標は内に秘める「“アレ(A.R.E.)”とは言いません」

 サッカー日本女子代表「なでしこジャパン」の池田太監督(53)が13日、都内で取材に応じ、パリ五輪の目標について「“アレ(A.R.E.)”とは言いません。ごまかしているわけでないですけど」と昨年の流行語年間大賞ワードを絡めて言及した。

 先月行われたアジア最終予選での北朝鮮戦第2戦に勝利し、パリ五輪出場を決めたなでしこジャパン。試合後、「一番良い色のメダルを目指す」と話していた池田監督は、この日改めて「12チーム、短期間で戦う大会で、過去最高成績は銀メダルっていう中では、もちろんそういうメダルを目指します」と力強く語った。

 その中で目標をなかなか「金メダル」と明言しない理由について、「私が思うよりも、選手が本当にどれだけそこを目指すんだっていう部分を大切にしたい」と強調。思いは口にせず、内に秘めておくとし「まずはチームで最終的に本当にそこに向かって行くかどうか。本当にそこからかなと思っています」と目標とする頂へ、共通意識の重要性を説いた。

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