日本サッカー協会（ＪＦＡ）は１４日、北朝鮮と戦うＷ杯アジア２次予選（２１日・国立競技場、２６日・金日成スタジアム）に臨む日本代表メンバー２６人を発表した。性加害疑惑が報じられ、アジア杯で途中離脱したフランス１部・スタッドランスのＭＦ伊東純也はメンバーから外れた。

　山本昌邦ナショナルディレクターは「選手としての伊東純也選手の力は監督もしっかり評価している。我々も一刻も早くプレー出来る環境を整えたいと」と語った。「その中で当然専門家のご意見を伺わないといけないこととサッカー協会としてどういう風に対応するか議論も進めています。その中で今回は監督のこういう決断となった」と説明する。

　森保監督も「彼（伊東）を守るために招集しなかったということで私が判断した」と会見で明かした。同ディレクターは「選手を守ることもそうですし、お手伝いできることはしっかり我々も組織としてバックアップできるように整えています」と話していた。