J1神戸 GK前川 W杯予選アウェー北朝鮮戦は動じないこと「電子機器取られる」など過去の話に警戒

 オンライン取材に答える神戸・前川黛也(C)VISSEL KOBE
 オンライン取材に答える神戸・吉田孝行監督(C)VISSEL KOBE
 オンライン取材に答える神戸・広瀬陸斗(C)VISSEL KOBE
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 J1神戸が15日、広島戦(16日・ノエスタ)を前日に控えオンライン会見を開いた。現在首位のチームを迎える一戦に、GK前川黛也は「アグレッシブで前線も強い選手が多い。結束していい形で臨めたら」と意気込みを示した。

 前日14日に26年北中米W杯アジア2次予選・北朝鮮戦(21日・国立、26日・平壌)の日本代表に選出されたが、アウェーの“洗礼”に動じない覚悟も明かした。過去に同国内で試合をした関係者から話を聞いたとし「電子機器はすべて(入国時に)取られるとか、信じがたいことだが、何が起きてもおかしくない。何かしら相手がやってくるのは間違いない」と警戒感を高めた。その上で「振り回されず、何をするかが大事」とメンタルの重要さを強調した。

 13年前の2011年11月に敵地・平壌で行われたW杯アジア3次予選・北朝鮮戦では、日本代表チームは入国審査などで徹底検査を受け、平壌国際空港に約4時間も足止め。税関ではバナナやガム、袋入りラーメンなどの食料類の持ち込みが差し止められた。金日成競技場で午後5時から予定されていた公式練習は大幅に遅れる事態となった。

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