東京V 3戦連続失点の”魔の時間帯”で追いつき新潟と引き分け 5628日ぶりのJ1での勝利には届かず
「明治安田J1、東京V2-2新潟」(16日、味の素スタジアム)
今季初勝利を目指して東京Vはホームで新潟と対戦し、試合終盤に追いついて引き分けた。2008年10月18日の大宮戦以来、5628日ぶりのJ1での勝利とはならなかった。
前半8分にU-23日本代表のMF山田楓が鮮やかな直接FKを決めて先制。開幕戦でも直接FKを決めた山田。前回はゴール右上隅だったが、今回は長い距離から左上ゴールネットを揺らした。
これまで複数得点が取れておらず、是が非でも追加点がほしい東京Vは22分、FW染野がキーパーと1対1でペナルティーエリアからシュートを放つもGK小島の好セーブに阻まれる。続けて25分、見木が枠内に強烈なシュートを打ったがこれも小島にセーブされた。
すると32分、MF高木の左CKからファーサイドで反応したFW谷口に頭で合わせられ同点に追いつかれた。
後半に入っても一進一退の攻防が続く中24分、中途半端なパスミスをきっかけに、途中出場のFW長倉に勝ち越しゴールを許してしまう。
しかし後半45分、途中出場のDF翁長が意地の同点ゴール。これまでの3試合では後半44分以降に失点しており、”魔の時間帯”でゴールを奪った。城福監督はガッツポーズを見せた。