「俊輔以来じゃない?」「マジで黄金の左足」とネット絶賛のスーパーゴール 東京V・山田楓「決められる自信あった」

 「明治安田J1、東京V2-2新潟」(16日、味の素スタジアム)

 U-23日本代表の東京V・MF山田楓喜(22)が、新潟戦で鮮やかな直接FKを決めた。

 前半8分だ。FKで左足を振り抜くと、シュートはゴール左上隅へ軌道を描き、GKの手をはじいてそのままゴールネットへと吸い込まれた。距離は長かったが「ファウルを取られた瞬間、この距離やったら決められる自信があった。思い切って自信持って蹴るだけでした」と振り返った。

 開幕戦でも直接FKを決めていた山田。再びのスーパーゴールに、Xでは「マジで黄金の左足」「この距離仕留められるのすげーわ。(中村)俊輔以来じゃない?」「令和の俊(中村)さんですな」「今JリーグでFK一番うまいかもしれない」など絶賛の声が上がった。

 山田はゴールの要因を「毎日シュート練習をしてその感覚が残っているので、FKでも同じ感覚で蹴っている」と説明。自身の特徴については「左利きの中でもまた違った左利きだと思う。言葉ではあんまり言い表せない、見たら分かるでしょ?くらいの感覚ですね」と笑顔で話した。

 左利きのFKというと、元日本代表のMF中村俊輔が頭に浮かぶ。山田は「参考にしなくても目に入ってくるくらい決めている。何回も見ましたけど、それを超えられるくらいの選手になれれば」とさらなる飛躍を誓った。U-23の親善試合(22日・マリ戦、25日・ウクライナ戦)での活躍にも期待が高まる。

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