サッカーU-23大岩監督 パリ五輪アジア最終予選前、最終調整の2連戦へ「勝利という目的を外さない」
サッカーU-23日本代表の大岩剛監督(51)が21日、京都・サンガSで、国際親善試合のマリ戦に向けた前日会見に臨んだ。
4月16日から始まるパリ五輪アジア最終予選を前に、最後の調整期間となる2連戦。大岩監督は「招集した選手全員プレーする機会を与えたいと思っています。同時に、しっかりとしたチームコンセプトを全員が理解する、完成度高めていくことを同時に求める」と説明。25日のウクライナ戦は、中2日で続く。「いろんな部分を想定してこの2戦を勝利という目的を外さないようにして、すべての面で選手に求めていきたい」と話した。
今回招集されたメンバー26人中、海外組は5人。最終予選が行われる4月は国際試合期間外で招集に拘束力がないため、欧州組の一部選手の招集が困難と見込まれている。A代表でプレーする、MF久保建英(レアル・ソシエダード)、GK鈴木彩艶(シントトロイデン)についても招集できる可能性は低く、国内組の活躍が欠かせない。「誰が出場しても、どういう組み合わせでも相手がどこでもわれわれのプレー原則と言いますか、しっかりとしたコンセプトを持ってそれぞれがプレー出来るような環境をつくった上で戦いに臨みたい」と意気込んだ。