「必勝朝鮮」と代表鼓舞 在日同胞ら、最後まで声援
男子サッカーW杯アジア2次予選で21日夜、日本と対戦した北朝鮮代表は0-1で敗れた。試合会場の東京・国立競技場には多くの在日同胞が応援に駆けつけ、「必勝朝鮮」のかけ声とともに北朝鮮代表を鼓舞。日本代表サポーターには規模で及ばないものの、一糸乱れぬ応援で最後まで懸命に声援を送った。
在日同胞らは、そろいの赤いシャツでゴール裏の一角に陣取り、朝鮮語で「勝て朝鮮」と書かれた横断幕を掲げた。北朝鮮国旗が翻る中、太鼓やバルーンスティックを打ち鳴らして統制感のある応援を展開。総立ちで日朝双方の好プレーに盛り上がった。試合終了後、観客席前に選手が駆け寄ってお辞儀すると、健闘をたたえる拍手が起きた。