「国際親善試合、Ｕ２３日本代表１－３Ｕ２３マリ代表」（２２日、サンガスタジアム）

　パリ五輪出場を目指すサッカーＵ－２３日本代表。４月に行われるアジア最終予選を兼ねたＵ－２３アジア・カップ前最後の調整期間となる２連戦の初戦は、マリに逆転負けを喫した。中２日で、２５日はウクライナ（ミクスタ）と戦う。

　くしくも前夜に行われたＡ代表の北朝鮮戦と同じ前半２分に先制。ＦＫからＭＦ山田のクロスをＦＷ植中が頭でそらすと、こぼれ球に反応したＭＦ平河が落ち着いて右足でゴール隅に流し込んだ。

　幸先よく先制したが、クリーンシートは再現ならず。３４分、ＭＦ川崎のパスミスをきっかけに、最後はサンギャレに同点ゴールを決められた。

　さらに、後半８分。ＣＫの流れからサンギャレにシュートを打たれると、甘いコースだったが選手とかぶったか、ＧＫ野澤がはじいてしまいこれをトンカラに押し込まれて逆転を許す。同４５分にも失点を重ね３失点。約１カ月後の決戦を前に不安が募る内容となった。