日本代表 平壌26日の北朝鮮戦中止で解散に森保監督「残念」 日本不戦勝ならW杯最終予選へ
日本サッカー協会(JFA)は22日、アジアサッカー連盟(AFC)が国際サッカー連盟(FIFA)と協議した上で26日に予定していたW杯アジア2次予選・北朝鮮-日本戦を中立地においても開催中止決定を発表したことを受け、日本代表を解散した。
26日のアウェー戦に関しては当初は平壌開催を予定。だが、21日の東京・国立競技場でのホーム戦勝利後に北朝鮮側がAFCで平壌開催中止を要望したことが明らかになり、平壌で開催されないことが決まっていた。
中国・北京へ移動予定だった日本代表はこの日、急きょ千葉市内で全体練習を行った。その後、AFCが「予期せぬ事情で予定通りに開催されないことを確認した」と今回の国際マッチデー(IMD)では中立地においても試合開催されないことを発表し、代表チームも解散を決定した。
異例の事態を受け日本代表・森保一監督(55)はJFAを通じて「昨日の試合において気になった点や改善点を修正する機会がなくなったことと、次の試合でより多くの選手を起用できなくなったことは残念に思います。これまでの積み上げをベースにチームとしてさらなる向上を目指します」とコメントした。
今回の試合に関して別日程の開催か、没収試合となるかも含めてFIFAの関連委員会によって取り扱いを決定。仮に日本の不戦勝となれば、W杯最終予選へと駒を進めることになる。