東京V J1で5641日ぶり勝利逃すも執念の引き分け 染野の2ゴールで京都に追いつく

 後半、同点ゴールを決め喜ぶ東京V・染野唯月(中央)=撮影・棚橋慶太
 後半、PKを決める東京V・染野唯月(撮影・棚橋慶太)
 後半、選手に指示を出す東京V・城福浩監督(撮影・棚橋慶太)
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 「明治安田J1、東京V2-2京都」(29日、味の素スタジアム)

 東京Vが後半に2点差を追いつく執念を見せた。前半に2失点も、後半にU-23日本代表染野の2ゴールで追いつき京都と引き分け。2008年10月18日の大宮戦以来、5641日ぶりのJ1勝利とはならなかった。

 前半22分にロングボールを胸で落としたFW豊川に強烈なボレーシュートを決められ失点。さらに26分、ディフェンスの背後に抜け出したFW原にゴールネットを揺らされ、立て続けに失点した。

 攻撃面では、前節までともに2得点と好調のFW木村とMF山田楓が京都から期限付き移籍中で、契約上の問題から出場できず。その影響もあったか、前半はチャンスが少なかった。

 しかし、後半31分にU-23日本代表のFW染野がPKを冷静に決め一点を返すと、同ロスタイムにも右サイドのMF齋藤からの低いクロスに足を伸ばして、ゴールネットを揺らした。

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