「明治安田Ｊ１、川崎３－０ＦＣ東京」（３０日、Ｕｖａｎｃｅとどろきスタジアム）

　川崎が「多摩川クラシコ」を３発快勝でリーグ戦の連敗を３で止め、今季ホーム初勝利。Ｊ１ホーム通算２００勝を達成した。試合前に「新しいフロンターレを見せよう！」と選手を送り出した鬼木監督。この試合は中盤の底を１枚とする従来の形からダブルボランチへ中盤の構成を変えて臨んだ。

　そして前半３４分だ。ＤＦ三浦が左サイドを駆け上がり中央へクロスを送ると、最後は混戦からＭＦ脇坂が押し込んで先制。三浦は「今日は前に前にと意識した。自分の得意の位置で仕掛けることができた」と話した。

　後半にも２点を奪い３－０での快勝。元日のタイ戦で代表選出された三浦。森保監督の視察試合で躍動し「満足せず、もっとコンディションを上げていけばおのずと代表も見えてくる」と、さらなる高みを見据えた。