日本がサッカーW杯最終予選に進出 3・26北朝鮮戦は没収試合に
日本サッカー協会(JFA)は30日、国際サッカー連盟(FIFA)からの通知があり、中止となったW杯アジア2次予選の北朝鮮-日本戦が没収試合となり、日本の3-0での勝利が決まった。これにより日本はアジア2次予選を4連勝でB組の2以上が確定。最終予選進出となった。
試合は当初、26日に開催予定だったが、北朝鮮側の要望で平壌開催が中止。22日にはアジアサッカー連盟(AFC)がFIFAと協議し、中立地での試合も行わないことを発表。試合の扱いはFIFAの規律委員会の判断に委ねられていた。
J1の川崎-FC東京戦(U等々力)を視察に訪れた日本代表・森保一監督(55)は「われわれが目指すところに向けては一歩前進した。強化の機会が1試合減ったことはもったいないが、選手のケガのリスクもなくすことができ、ポジティブに捉えている」とした。
6月の行われるアジア2次予選の残り2試合は「選手を試す、戦術を試すというところは(最終予選まで)親善試合が無い中でもやっていかないといけない」と話した。