ＪリーグＯＢで日本代表として活躍した中村憲剛氏（４３）、播戸竜二氏（４４）、佐藤寿人氏（４２）が１日、都内で行われたＪリーグのタイトルパートナー・明治安田の新入社員入社初期研修にゲストとして登場。新たな門出を迎えた約３３０人にエールを送った。

　同社のＣＭに出演している縁でのサプライズで、３人は大きな拍手で迎えられ登壇。まず中村氏が、同社のタイトルパートナーとしてのサポートや、地域活性化などにおけるＪリーグとの協働について感謝し、そして自身が１８年間の現役生活で心がけていた言葉「昨日の自分よりも今日の自分、今日の自分より明日の自分が良くありたい」を伝え、「社会にはいろいろ厳しい競争があるが、大事なのは自分。一生懸命頑張ったら、たくさんいろいろなものが返ってくる。一日一日を、悔いなく頑張ってほしいと思います」と激励した。

　また播戸氏は、自身のキャッチフレーズ「おばんざい！」と叫んで登場。「これから何が大事か。それは『元気』。元気がないと何もできない。“おばんざい！”と言ったら元気になる。みんなでやりましょう」と呼びかけ、全員が一緒に「おばんざい！」の声とともに拳を突き上げ、緊張感が漂う会場を和ませた。

　そして佐藤氏は、Ｊリーグと協働した献血啓発などの社会貢献活動や、ウオーキングイベントなどを通じ、ＪリーグＯＢへの活躍の場を提供など、Ｊリーグと同社のさまざまな「共創」活動を例に挙げ、「これから皆さんの社内外での『共創』の場が、より実のある場になっていければうれしい。引き続きサッカー界との『共創』もよろしくお願いします」との言葉を贈った。