神戸は首位浮上ならず 鳥栖とスコアレスドロー 吉田監督「勝つチャンスはあった」

 鳥栖と引き分けた、大迫(左から2人目)ら神戸イレブン
 鳥栖と引き分け、引き揚げる神戸・大迫(右)
 前半、ゴール前で競り合う神戸・宮代(9)ら。左端は鳥栖のGK朴一圭
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 「明治安田J1、鳥栖0-0神戸」(3日、駅前不動産スタジアム)

 神戸は鳥栖とスコアレスドローで、今季初連勝を逃した。首位・町田が広島に敗れたが、神戸の浮上とはならなかった。吉田孝行監督は「前半からセットプレーがあって得点機はあった。勝つチャンスはあった。選手はさいごまで戦ってくれた」と振り返った。

 アウェーでの一戦はアグレッシブにボールを奪い合う展開となった。前半21分、ここまでMFとFWのつなぎ役として自在な動きを続けてきたDF広瀬がケガで退場。MF飯野と交代した。戦術変更を余儀なくされた神戸は、開始当初に武藤、大迫、広瀬で組んだ1列目を飯野、大迫、武藤にチェンジ。前節で6点を奪った攻撃陣は何度も相手ゴールを脅かしたが、鳥栖も堅い守りで得点を許さなかった。

 0-0で前半を折り返し、後半からは飯野に代えて故障明けのMF佐々木を投入。終盤からは鳥栖に攻め立てられるシーンが続いたが、日本代表GK前川がセーブ。一進一退の試合が続いた。

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