南葛SCが関東1部リーグ開幕戦で惜敗 風間監督は開幕戦を白星で飾れず
「関東1部リーグ、ジョイフル本田つくばFC1-0南葛SC」(6日、セキショウ・チャレンジスタジアム)
風間八宏新監督(62)を迎えた南葛SCは、惜敗で開幕戦を勝利で飾ることはできなかった。
前半20分過ぎから相手の攻勢を受けた南葛は、同37分に先制点を献上。ただ、後半に元日本代表MF今野泰幸(41)を投入すると守備にも安定感が生まれ、前線への推進力が生まれた。
風間監督が目指す縦への速い攻撃が出始めた南葛は、再三相手ゴールに迫るが、1点が奪えず。ジョイフル本田つくばに逃げ切りを許した。それでも風間監督は「自分たちが押し込む力は、だいぶできていた」と収穫を口にした。
それでも「しっかり点を取らないと勝てない。そこのところはもっともっと追求していく」と攻撃の速さが増したことに対するフィニッシュでの精度を課題に挙げた。
今野は「去年とは明らかにサッカーの質が変わっているし、手応えはある。でも、もっと成長しないと。一人一人がもっとレベルアップすれば、もっと面白いサッカーができる」と振り返った。