神戸 重なった不運 大迫負傷交代&前川レッド退場 ホームでの横浜M戦13年ぶり白星逃す

 「明治安田J1、神戸1-2横浜M」(7日、ノエビアスタジアム神戸)

 神戸が度重なる不運に泣き、ホームでの横浜M戦13年ぶり白星を逃した。後半2分に先制ゴールを許し、同10分にはFW大迫が相手DF上島と交錯し右足付近を痛め退場。しばらくピッチに倒れて動けず、苦渋の表情でピッチを後にした。

 その重苦しい空気を振り払ったのがFW宮代だった。大迫の退場直後、DF初瀬のクロスにヘディングで同点。チームトップ4得点目に「サコ君(大迫)みたいなプレーができるわけでないので自分の良さを出したい」と謙虚な姿勢を崩さないが、ゴール直後は歓声を浴びながらほえた。だが悲劇は続く。同30分、GK前川が相手FWヤンマテウスとの競り合いで激突し、レッドカードで一発退場。1人少ない時間での戦いが続き、同38分にヤンマテウスに決勝ゴールを決められた。

 吉田孝行監督は「(前川の)退場は仕方ない。その後の失点は痛かったが、10人になってもチャンスを作る機会は何本かあった」と前を向いた。大迫の状態について指揮官は「本人と話した感覚では、そこまで大きくないんじゃないか」と重傷ではないとした。前川も13日の首位・町田戦(国立)は出場不可能。アウェーが2週続くが、この暗雲を早く振り払いたい。

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