Ｊ１・ＦＣ東京のＧＫ波多野豪（２５）が、第８節の東京Ｖ戦（１３日、味スタ）に向けて並々ならぬ闘志を燃やした。

　ＦＣ東京の下部組織出身の波多野。”ダービー”に期する思いは人一倍強い。「この試合の重要さっていうのは誰よりも分かっていますし、ほんとに負けられない相手。証明したいなという気持ちはあります」と意気込んだ。

　昨年、東京Ｖの昇格が決まった後、期限付き移籍先の長崎からＦＣ東京への復帰が決まり、「すぐに（ダービーを）意識した」と振り返る。決戦を”戦争”と表現した守護神は「もう絶対食ってやるっていう気持ちにはなりましたね」と鼻息荒く語った。

　普段、ホームとする味の素スタジアムで試合は開催されるが、１３日の試合はアウェー側で戦う。「次はアウェイ扱いですけど、ほんとにホームだと思ってるので。どっちの方がふさわしいじゃないですけど、俺たちの家っていうのを本当にもう一回証明したいなっていう風に思いますし、分からせてやりたいなっていう風に思います」と覚悟を口にした。