アンデルソンロペス先制弾 横浜M今季初連勝で4位浮上 キューウェル監督「最後までハードワークを」
「明治安田J1、横浜M2-0G大阪」(10日、日産スタジアム)
アジア・チャンピオンズリーグ(ACL)との兼ね合いの影響で未消化だった一戦は、横浜Mが2-0でG大阪を下した。今季初の2連勝で勝ち点13の4位に浮上した。後半にアンデルソンロペス(30)と植中朝日(22)が得点した。G大阪は2連敗で勝ち点9のまま。
苦境の中で勝利をつかむ力強さを見せた。6連戦を戦う中、前節から中2日で迎えた一戦。開始からG大阪の猛攻を耐えしのぐ時間が続く。その我慢の時を切り裂いたのはエースの一撃だ。
後半8分。左サイドからのMF山根の折り返しを受けたFWアンデルソンロペスが左足を一閃(いっせん)。強烈にゴールへたたき込み先制点を奪う。「相手を背負っていたが良いターンがでてきて、良いフィニッシュができた」と自画自賛の得点だった。
連戦から、この日はMF天野、FW村上を今季初スタメンで起用するなど前節から6人を入れ替えて臨んだ。「この3試合は自分たちのいつものパフォーマンスではなかった」とキューウェル監督。それでも厳しい戦いで勝利をつかんだ選手たちに「最後の最後までハードワークをしてくれた」と賛辞を惜しまなかった。