G大阪 5試合ぶり勝利、今月初得点 三浦が決勝ゴール「みんなのあきらめない部分がゴールに」
「明治安田J1、G大阪2-1鳥栖」(14日、パナソニックスタジアム吹田)
G大阪が鳥栖を下し連敗を2で止めた。4試合ぶり得点で5試合ぶりの勝利を挙げた。
0-1で劣勢の前半追加タイム(ロスタイム)、FW宇佐美のFKからゴール前の競り合いになり、こぼれ球をFW坂本が蹴り込んだ。VAR判定の結果、ゴールが認められ同点に追いついた。今季初得点の坂本は「(VARで)取り消しになるだろうと思っていた。ゴールとなった時はうれしかった。ほっとしているしうれしいし。でも、ここから点を積み重ねていかないと、という思いだった」と声を弾ませた。
後半は相手がレッドカードを受け1人有利の立場となったが、なかなか決定機をものにすることができないまま試合は進んだ。引き分け間近の追加タイム、FWジェバリのパスに反応したDF三浦がシュート。ゴールネットを揺らし、土壇場で決勝点を奪った。三浦は「引き分けかな、みたいな部分も少しは感じる部分があったが、みんなのあきらめない部分がゴールにつながった」と一丸でもぎ取った勝利を喜んだ。「連敗してたというところもあったし、結果が本当に大事だと思うので、最後の最後に勝てたことは、ここから上昇していくきっかけになると思うし、本当にチームにとって大きい勝利」と浮上のきっかけをつかんだ様子だった。