Ｊ１神戸は１５日、サッカー観戦の機会が難しい子どもたちとその家族を対象に「未月とトモニ！」と題したＪリーグ招待企画を実施すると発表した。第１弾として２０日・湘南－神戸（レモンＳ）に神奈川県内の子どもを持つ５世帯が招待される。試合後にはＭＦ斉藤未月とのふれあいも予定している。

　「未月とトモニ！」企画は、昨シーズンにケガをした斉藤を応援するため、神戸とこれまで所属した湘南、Ｇ大阪の３クラブが合同で応援タオルを販売。その収益を認定ＮＰＯ法人「ｌｏｖｅ．ｆｕｔｂｏｌ　Ｊａｐａｎ」に寄付し、経済的な貧困や社会格差を理由にサッカーをしたくても諦めている子どもたちを支援する活動に活用している。

　斉藤はクラブを通じて「ラブフットボールジャパンさんとコミュニケーションを取る中で、まずは自分の関わったクラブとの試合を観戦してほしいという思いを伝え、今回実現することができました。私にとって大切なチームとの対戦がスタートになることも何かの縁だと感じでいます。子ども達には純粋にサッカーの面白さや熱気、高揚感を味わってほしいと思います。最高に楽しい瞬間が何度も訪れると思いますし、選手の本気、サポーターの本気を楽しんでほしいです」とコメントした。