日本協会の宮本恒靖会長が引退の長谷部をねぎらい「日本のサッカーの発展にもぜひ貢献して欲しい」
日本サッカー協会(JFA)の宮本恒靖会長は18日、前日に今季限りでの現役引退を発表した元日本代表主将のMF長谷部誠(フランクフルト)についてコメントを発表した。「監督が求める戦術などに応じて、自身のプレースタイルを変えながら昇華させてきた稀有(けう)な選手」とし、自身も代表キャプテン経験者として「ブラジルで行われたワールドカップの前、テレビ番組の収録で日本代表のキャプテンについて話したことを覚えています。実際に体験した同士だからこそ分かり合えるものがあったと感じています」と振り返った。同時に今後について「日本のサッカーの発展にもぜひ貢献して欲しい」と期待した。
宮本会長のコメントは以下の通り。
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浦和レッズでプレーしていた頃、中盤からドリブルで持ち上がって前線で得点に絡むプレーを数多くしていたことが強く印象に残っています。そこから22年にわたり、プロサッカー選手としてのキャリアを積み重ねていく中で、監督が求める戦術などに応じて、自身のプレースタイルを変えながら昇華させてきた稀有(けう)な選手だと思います。ブラジルで行われたワールドカップの前、テレビ番組の収録で日本代表のキャプテンについて話したことを覚えています。実際に体験した同士だからこそ分かり合えるものがあったと感じています。
今後は指導者としてキャリアを極めていくと聞いていますので、ピッチで培ってきたさまざまな経験を生かしつつドイツでの成功につなげてもらいたいと期待していますし、日本のサッカーの発展にもぜひ貢献して欲しいと思っています。長い間お疲れさまでした。