川崎は東京Vとスコアレスドロー 深刻決定力不足 4戦連続無得点に鬼木監督「そこが一番悔しい」 50歳誕生日を飾れず

 前半、ヘディングでゴールを狙う川崎・マルシーニョ(上)
 前半、ゴール狙う川崎・脇坂
 前半、競り合う東京V・千田(右)と川崎・エリソン
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 「明治安田J1、川崎0-0東京V」(20日、Uvanceとどろきスタジアム)

 川崎が12年以来となる4試合連続無得点で東京Vと引き分け。鬼木達監督の50歳の誕生日を勝利で飾ることはできなかった。

 この試合まで2連敗中の川崎は、MF家長が今季初めてスタメンから外れ、FW山田がスタメン出場。さらに今季加入のDFファンウェルメスケルケン際がJリーグ初出場と、メンバーもてこ入れをして臨んだ。

 前半はボールを握りながら、なかなかシュートまで持ち込めない川崎。それでも前半20分にMF脇坂が惜しくもポストに当たるシュートを放つと、前半44分にはFWエリソンが切り返しからの左足シュートを見せるが、ゴール右に外れた。

 後半に入っても圧倒的にボールを握るが、東京Vゴールを割ることができず。メンバーを入れ替えながらも課題の決定力不足を解消できず。またも無得点で終わった。

 鬼木監督は「最後の質の部分になってくる。ゲーム全体を通して質のところにこだわり続けていかないと、ピンチも自分たちから招くし、ゴールも取れない」と振り返り、4試合連続無得点に「そこが一番悔しい」と話した。

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