豊田スタジアムが場内の温便座シャワートイレの機能停止発表 誤って水道水ではなく雑用水で給水「ご心配おかけし申し訳ございません」 健康被害の届け出はなし

 豊田スタジアムは20日、スタジアム場内の温便座シャワートイレ機能を同日から停止したことを発表した。

 本来シャワー機能の洗浄水は水道水からの給水が規定されているが、その基準を誤って解釈し、トイレ洗浄水から分岐取水した雑用水(井戸水と雨水のろ過消毒処理水)を給水していたという。「豊田スタジアムでは、法定検査である雑用水水質検査2項目以外に独自に13項目の雑用水水質検査を毎年実施し、いずれの検査結果も、その水質は水道水の水質検査に適合しており、これまで便座のシャワー水による健康被害の届け出はございませんが、ご心配をおかけし、誠に申し訳ございません」と説明し、謝罪した。

 今後改修工事を行う間、機能を停止するとした。

 同スタジアムをホームとする名古屋グランパスも「ご利用の皆様には大変ご不便をおかけし申し訳ございません。安全確保のための措置であることをご理解いただけますと幸いでございます」と、発表した。

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