日韓戦で珍事 韓国のFKからのパス 主審が華麗にキック 危うく日本のピンチも自ら笛吹き試合止める 内田篤人氏絶句「それ…」松木氏「情けないね、今のレフリーは」 SNS沸く「主審がQBK」
「パリ五輪アジア最終予選兼U23アジア・カップ・1次リーグ、日本代表-韓国代表」(22日、ドーハ)
すでに1次リーグ突破と決めている日本は首位通過をかけて宿敵韓国と対戦。韓国のFKからのボールを主審が蹴ってしまう珍事があった。
前半20分の日本の自陣での韓国のFK。中央から右へのグラウンダーのパスが、走ってゴール前に向かっていた主審がたまたまきれいにキック。ゴール前の日本のDF陣も意表を突かれて、危うくピンチとなるところだったが、主審が自ら笛を吹いて、プレーを止めた。
テレビ朝日の中継で解説を務めた内田篤人氏は「それ…」と絶句。「今、結構危なかったですよね。ゴールに向かって蹴ると思って、ボール見てなかったですね」と語り、松木安太郎氏も「情けないね、今のレフリーは。自分で当たってビックリして笛吹いちゃった感じだったね。足出した感じだったからね」と、驚いた様子だった。
SNSでは「現代のQBK」、「主審がQBK」、「主審がスルーパスしてた」と、沸いていた。
前回のUAE戦から7人を入れ替え。GK野沢(FC東京)やDF半田(G大阪)、MF田中(湘南)が初出場となった。また、中国戦で退場したDF西尾は出場停止となっている。
日本、韓国ともにグループリーグ2連勝で、すでに同組2位以内が確定。1位通過をかけて戦う。両国は勝ち点、得失点差、総得点が全く同じで、引き分けの場合は規定によりPK戦で順位が決まる。1位通過なら準々決勝でインドネシアと対戦。2位通過の場合、準々決勝で開催国カタールとぶつかるため、勝利を狙いたいところだ。
大会3位までが五輪に出場し、4位はギニアとのプレーオフに回る。