J3今治の本拠地が「アシさと」に 岡田武史会長は2030年までのJ1昇格に意欲「神戸との差を埋めたい」

 今治里山スタジアムネーミングライツ契約記者発表会に出席した、サッカー元日本代表監督の岡田武史氏(右)とアシックス代表取締役会長CEO廣田康人氏
 今治里山スタジアムネーミングライツ契約記者発表会に出席した岡田武史氏
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 サッカー元日本代表監督で、J3・FC今治を運営する株式会社今治.夢スポーツ代表取締役会長の岡田武史氏(67)が23日、都内で、今治里山スタジアムネーミングライツ契約記者会見に出席した。

 アシックスとFC今治は2022シーズンからユニホームサプライヤーとしてパートナー契約を締結。今回、FC今治の本拠地とするサッカー専用スタジアム「アシックス里山スタジアム」の略称「アシさと」と同スタジアムのロゴマークが発表された。

 岡田氏は「J3で生意気ですけど、われわれの思いに共感していただける。また、われわれのやろうしていることを共同して、よりアップしていける企業さんと組みたいということで、1年間ネーミングライツなしでがんばってきました。その甲斐あって最高のマッチングができた」と話した。契約期間は24年5月1日~29年1月31日となっている。

 さらに岡田氏は「今、Jリーグでアシックスのサプライを受けているのがJ1で優勝した神戸とJ3のうち(今治)だと。早くここの差を埋めて、アシックスのサプライを受けているからにはトップチームにならないという思いがある」と語り、2030年までにJ1でプレーする目標を明かした。

 また、先日に今季限りでの現役引退を発表した元日本代表・長谷部誠についても言及。引退を発表する約1週間前に電話で連絡があったようで「本当に長い間、ドイツのトップであの年でがんばってきた。向こうで高い評価があってコーチの依頼もあるみたいで、本当にご苦労さまとともに、まだまだ指導者として世界で活躍して、ゆくゆくそれを日本に持って帰ってくれたら」と期待した。

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