横浜M・キューウェル監督「イスタンブールの奇跡」のような諦めない姿勢で逆転でのACL決勝進出目指す

 横浜Mは23日、ホームで蔚山(韓国)と戦うACL準決勝第2戦へ向け、日産スタジアムで公式会見を行った。ハリー・キューウェル監督(45)は「イスタンブールの奇跡」を再現する諦めない姿勢で、逆転での決勝進出を目指す意気込みを示した。

 アウェーでの第1戦は0-1で敗戦。決勝進出を懸ける第2戦へ向け「この大きなチャレンジを含め、すごくワクワクしている。一番大事なのは自分たちのサッカーをすること。我慢の時間もあると思うが、相手どうこうより、しっかり自分たちのサッカーを表現することが大事」と話した。

 現役時代、英プレミアリーグ・リバプールに所属した04-05年シーズンには欧州CL制覇を経験しているキューウェル監督。決勝ではACミランを破るなど下馬評を覆しての優勝は「イスタンブールの奇跡」と呼ばれたが、当時を「チームは本当に素晴らしい成績を残した。諦めない姿勢が本当に目に焼き付いている。だからこそマジックが起きたと思っている」と振り返った。

 その経験を踏まえた上で「何かを信じる気持ちというのは本当に大事と思う。自分たちが今ここに立ったという状況でも、何が起きてもしっかりと信じてやることが大事なので、良い準備をして、しっかりと明日へ向かって行きたい」と逆転での決勝進出、そしてACL制覇への強い思いを語った。

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