首位C大阪 カピシャーバ肉離れ、西尾らU23で不在も小菊監督「新しいチャレンジを」 総合力で関西ダービー連戦へ
J1首位のC大阪が29日、練習を公開した。2-2のドローだった27日・横浜M戦に出場したメンバーは休養に務め、若手らが5月3日・札幌戦(ヨドコウ桜スタジアム)に向け汗を流した。
小菊昭雄監督は横浜M戦を前半で交代したMFカピシャーバについて「肉離れで全治1カ月ほどかかる」と明かした。これまで9試合に出場し1得点1アシストの助っ人の離脱は痛いが、MFルーカスフェルナンデスやMFクルークス、MF為田大貴らを起用する意向を示し「新しいチャレンジをしていきたい」と話した。
パリ五輪アジア最終予選兼U-23アジア杯で日本代表DF西尾隆矢とインドネシア代表DFハブナーも離脱中。同監督は「どのチームも連戦でケガ人が出て、総合力が試される時期になる」と話し、鳥海晃司や舩木翔、故障明けの主将・山下達也らDF陣を総動員する構えを見せた。5月は6日にG大阪戦、11日に神戸戦(いずれもヨドコウ桜スタジアム)と関西ダービーが続く。「勝ちたいし、勝たないといけない相手。1試合1試合準備して戦う気持ちでやらないといけない」と力を込めた。