INAC神戸 子供たちの声援受け田中美南の2戦連発などで快勝、優勝争い踏みとどまる
「WEリーグ、INAC神戸3-0埼玉」(2日、ノエビアスタジアム神戸)
INACは主将の田中美南が前半13分に2試合連続ゴールで先制を決めると、後半には北川ひかると高瀬愛実がいずれもヘディングで得点し快勝した。首位・浦和に勝ち点4差の2位。残り4試合で18日には両チームの直接対決が控えており、負けられない試合をものにした。
ジョルディ・フェロン監督は「埼玉は守備が堅く、戦いにくい。そういう相手に先取点を取れたのは大きい。田中はメッシみたいな存在。彼女から先取点が生まれたのは大きいし、チームをけん引してくれている」とたたえた。
この日は「神戸子ども応援デー」と題され、市内の幼稚園、小中学校などの子供たち約2100人を招待。かわいらしい声援を後押しに、選手たちも躍動した。フェロン監督は「素晴らしい応援で、エネルギーをもらった。できるだけたくさんのお客さんに見に来てもらいたいと日頃言っている。今季ホームの試合は今日を含めてあと2試合。たくさんの人に来てもらい、また見に行きたいとう感覚を持ってもらいたい」と企画の素晴らしさを強調した。