連敗しない神戸 山口蛍&大迫アベック弾で2位浮上 前節からスタメン組み替えズバリ的中

 相手の厳しい守備を受ける大迫(中央)
 前半、先制ゴールを決め喜ぶ神戸・山口
 前半、先制ゴールを決め喜ぶ神戸・山口
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 「明治安田J1、名古屋0-2神戸」(3日、豊田スタジアム)

 神戸はMF山口蛍(33)とFW大迫勇也(33)の得点により名古屋に2-0で勝ち、2位に浮上した。町田は柏に2-0で快勝し、首位に返り咲いた。

 神戸が山口と大迫の2発で快勝した。まずは前半40分、山口がセットプレーからのこぼれ球に反応。狙い澄ましたようなミドルシュートで、アウェーの空気を自分たちのものに変えた。試合後も冷静に「常にセットプレーのこぼれ球は、ここに来そうやなと狙っている」と振り返った。

 前節の京都戦を0-1で落とした吉田監督は、スタメンを組み替えた。これまでのFW宮代やMF佐々木を控えに回し、MF汰木やMF井出を起用。相手の戦術を見通し、効率的な攻めで前半からチャンスをものにした。

 後半36分には大迫がダメ押し。佐々木のパスにタイミングを合わせ、力強く相手ゴールに蹴り込むと、サブメンバーの輪に飛び込み喜びを分かち合った。「前節は決められずモヤモヤしていたので、スッキリした」とホッとした表情。「後ろ(守備陣)が我慢してくれたおかげで追加点が取れた」とチーム力の成果を強調した。吉田監督も「連敗できないというのは一人一人みんな思っている」と意識の高さを証言した。

 昨年以来、敗戦の次の試合は8戦全勝。これが王者・神戸の強さだ。

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