藤田譲瑠チマ、山本理仁の活躍に同期の東京V・MF松橋「本当に刺激になる」A代表での再会誓う
3日の鳥栖戦でJ1初ゴールをあげた東京VのMF松橋優安(22)が4日、クラブハウス内で取材に応じ、U-23アジア杯で優勝したMF藤田譲瑠チマら同期の活躍について「本当に刺激になっている」と言及した。
大会MVPに輝いた藤田譲瑠チマ、山本理仁とは東京Vユース時代の同期だ。「彼らの存在っていうのはやっぱり常に意識してます」と松橋。2人が海外でプレーする中、J1初ゴールまで時間がかかったが「早く追いつきたいですし、さらに追い越せるように普段からやっていくだけだと思っています」とうなずいた。
鳥栖戦では1点リードの後半20分から途中出場し、試合終了間際に勝利を決定づける追加点を決めた。「結果っていう部分はずっとこだわってきた。チームの勝利に加えて、ゴールを決められたっていうのは非常にうれしく思います」と振り返った。
試合後には、U-23アジア杯決勝戦を控えていたMF山田楓喜から連絡があったという。「『ナイスゴール』ってLINEくれて、自分も『決勝頑張って』って送りました」。その山田がV弾を放った。「見事に点を決めて優勝してくれた。本当に切磋琢磨(せっさたくま)できる良い存在です」と笑顔で話した。
初ゴールの喜びに浸る一方で「ここで満足するつもりは全くないですし、むしろ本当にここからがスタート。やっとスタート地点に立てたっていう思ってる」とキッパリ。成長した先に、藤田ら同期との再会を誓う。「また同じピッチでプレーできるように頑張っていきたい。最後、A代表の部分っていうのは意識しています」と力を込めた。