東京V、今季初の連勝&ホーム初勝利 直近9戦で無敗継続 後半追加タイムに木村が劇的ゴール 磐田に3-2
「明治安田J1、東京V3-2磐田」(6日、味の素スタジアム)
東京Vは2点リードを追いつかれるも、後半追加タイムに勝ち越し、磐田に勝利して今季初の連勝。ホームで初勝利を飾り、直近9戦で3勝6分と無敗を継続した。
前節の鳥栖戦で5試合ぶりの勝利を飾った東京Vは、スタメンを変えずに試合へ臨んだ。
0-0の前半35分、相手のハンドで獲得したPKをFW染野が冷静に相手GK川島の逆を突いて先制。さらに41分にはCKに合わせた染野のヘディングシュートのこぼれ球をFW木村が押し込み追加点。前半を2-0で折り返した。
しかし後半10分、ゴール前の混戦からマテウスベイショットにゴールを決められ一点差に。リーグ戦4試合ぶりの失点となった。続く同21分には右サイドのクロスから得点ランキングでリーグトップを走るジャーメインに頭で押し込まれ同点を許した。また、このプレーでジャーメインと接触した林は立ち上がれず。担架で運ばれて交代した。
同37分にはDF千田のハンドでPKを与えてしまうもジャーメインが外し、九死に一生を得た東京V。これで流れが変わった。
後半39分までに5人の交代枠を使い切り、GK長沢以外のリザーブメンバーを出場させる総力戦に。すると41分に相手DFのリカルドグラッサがゴール前に抜け出そうとした木村を倒し一発退場。数的有利となり、後半追加タイム、木村がこの日2点目となるゴールを決め勝ち越した。